パチンコ屋の店舗数推移2022(表・グラフ)、閉店ラッシュの理由も解説

パチンコ屋の閉店店舗一覧リスト(2024年)

(その他のファミレス、ファーストフード、コンビニなどの閉店店舗一覧情報はこちらから確認ください⇒閉店店舗一覧まとめ

パチンコ屋さんは年々、減っていると言われています。遊ぶことにお金を回すことができない人が増えているからでしょう。

今回はどの程度パチンコ屋さんが減っているのか?その状況をまとめます。表、グラフなども使って分かりやすくまとめたので少しずつ下がって確認ください(2022年に確認した2021年までのデータ情報です)。

(直近の閉店情報はこちら⇒パチンコ屋の閉店店舗一覧


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パチンコ屋さんの店舗数推移の表

パチンコ屋の店舗数推移は以下の通り。ピークは1996年の17,631店舗でその後は減少を続けています。

2021年には7,690店舗となっておりピークの半分以下の店舗数に。この調子だと2022年には7,000店舗近くになるとと予想されます。

(パチスロ店を含んでいません。含むとあと1割ぐらい多くなります)

年代パチンコ屋店舗数増減増減率
1990年15,947
1991年16,5025553.48%
1992年16,9634612.79%
1993年17,2422791.64%
1994年17,4532111.22%
1995年17,6311781.02%
1996年17,594-37-0.21%
1997年17,174-420-2.39%
1998年16,764-410-2.39%
1999年16,413-351-2.09%
2000年16,021-392-2.39%
2001年15,691-330-2.06%
2002年15,255-436-2.78%
2003年14,695-560-3.67%
2004年13,844-851-5.79%
2005年13,163-681-4.92%
2006年12,588-575-4.37%
2007年12,039-549-4.36%
2008年11,800-239-1.99%
2009年11,722-78-0.66%
2010年11,576-146-1.25%
2011年11,392-184-1.59%
2012年11,178-214-1.88%
2013年10,873-305-2.73%
2014年10,610-263-2.42%
2015年10,319-291-2.74%
2016年9,991-328-3.18%
2017年9,623-368-3.68%
2018年9,131-492-5.11%
2019年8,747-384-4.21%
2020年8,203-544-6.22%
2021年7,690-513-6.25%

 

パチンコ屋さんの店舗数推移をグラフに

パチンコ屋さんの店舗数推移、増減数、増減率をグラフにしました。ピークの半分以下に落ち込んでいることが分かります。まだパチンコ屋の減少が飽和しているとは言えずパチンコ屋の閉店、店舗数の減少はまだ続くと思われます。

 

パチンコ屋の店舗数推移

まずはパチンコ屋の店舗数推移をグラフにしました。1995年をピークにパチンコ屋の店舗数は減少を続けています。2021年は8000店舗を切りピーク数の半分以下になりましたが2022年は更に減少を続け7000店舗を切る可能性も指摘されています。

パチンコ屋の閉店店舗数推移

 

パチンコ屋の店舗増減数推移

パチンコ屋の店舗数の増減数をグラフにしました。1995年まではパチンコ屋の店舗数は増加を続けていましたが1996年からは減少に転じていることが分かります。

その後2004年が純減数のピーク。その後は減少数が下がっていきましたが2009年から再びパチンコ店の減少数が増える傾向となっています。

パチンコ屋の店舗数増減数推移

 

パチンコ屋の店舗増減率推移

パチンコ屋の店舗数の増減率をグラフにしました。パチンコ屋の減少率は2004年が最初のピークでしたが2009年から再び減少率が上がっています。

2009年以降は減少率の増加傾向が続き、パチンコ屋の閉店数がピークだった2004年よりも直近の2021年の方が減少率は高くなっています。すなわち、ここ最近のパチンコ屋の状況が非常に厳しいことが際立っています。この辺りはコロナの影響もあると思われます(特に年配の人が感染を心配してパチンコ屋に行かなくなった可能性ありそう)。

パチンコ屋の店舗数増減率推移

 

パチンコ屋の閉店ラッシュの理由は?

パチンコ屋の閉店ラッシュの理由はいろいろ言われています。

不景気で遊戯をする余裕がない

一番大きな理由としては日本全体の不景気で遊戯にお金を使う余裕がないというのが一番大きいのではないでしょうか。

高齢化社会に推移したことで年金や健康保険の支払金額だけが増えています。その分、収入が増えればいいのですが現実には収入が増えていません。

若者がレジャーを楽しむ余裕が無くなりパチンコなどの遊戯もする余裕がありません。高齢者が中心となって牽引しているかもしれませんが高齢者にもそれほど余裕があるわけでもなく遊技人口は減り、それにともなってパチンコ屋の店舗数も減っているという状況だと思われます。

 

サービスの質の変化

また以前はパチンコ屋の新台入れ替えなどで赤字覚悟のサービスをしていましたが最近ではそういったサービスも困難になってきています。釘調整などが基本的に不可になり運重視の形になっているのが1つの原因、またパチンコ台の価格が上がっておりパチンコ屋に赤字覚悟のサービスをする余裕が無くなっているというもあります。

以前はそういった赤字覚悟のサービスでビギナーズラックで勝った人や楽しいと感じた人がのめり込んでいったのでしょうが、そういったパターンが成り立たなくなってきたことでパチンコ人口が減ったのも1つの原因かと思われます。

  1. パチンコ屋に余裕が無くなる(パチンコ台価格の上昇、規制強化、客数減など)
  2. 新台入れ替え時のサービスなどの質の低下
  3. そのために客数が減る
  4. パチンコ屋に更に余裕が無くなる
  5. 新台入れ替えサービスなどの質が更に低下
  6. 更に客数が減る、、、(以下ループで繰り返し)

見るからに抜け出すのが困難な悪循環ができがっていると感じます。

 

外環境の変化

他にもスマホなどが普及したのも要因の1つではないかと思います。まずはスマホは高い!1人あたり毎月3000円以上は支払いにあてているのではないでしょうか。家族で言えば1万円ぐらいの出費です。

以前は固定電話が2000円ぐらいだったのでそこから考えると通信費は5倍ぐらいに。一般家庭生活に余裕が無くなるのは当然です(高齢化社会で、その他にも消費税や社会保険料などの支払いも増えている)。

更にスマホでゲームなどをすることができるので他の遊戯系レジャーは打撃を受けています。これはパチンコ屋に限らずゲームセンターやスポーツなども同じ。わざわざ外に出なくても遊べるのでパチンコをする人が減るのも当然でしょう。

更に言えば遊びにお金を使う人はスマホゲーム課金もします。そうなるとパチンコ屋にお金を使う人が減る、パチンコ人口が減る要因になっています。

そして2020年からのコロナで外出する人が減り外環境は悪化する一方です。

 

規制などの問題

他にもパチンコ機種の規制などが原因になっているという話もあります。規制が厳しくなると旧機種は使えなくなり新台を入れなければならない。すでに余裕のないパチンコ屋にとっては死活問題と言えるでしょう。

新台を入れても赤字覚悟のサービスをする余裕もない。そのために更に客数は減る。

悪循環にはまる要因が増えている状況で体力のないパチンコ屋が閉店するサイクルは今後も続いていくと思われます。

 

まとめ

今回はパチンコ屋の店舗数推移をまとめました。

パチンコ屋の店舗数は減少を続けています。どこかで下げ止まりを見せるとは思いますが2021年まで減少率が増え続けておりまだまだ減ることが予想されます。

どこまで減り続けるのか?今後も状況の確認を続けます。

データ参考元:パチンコ(wiki)


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