「スタバの店番号って何?」
私も最近スタバに店番号があるのを知りました。どうやらお店ができた順番に付けているものとばかり思っていたのですが現実にはそうでもないらしい。
実はスターバックスの“店番号”には、単なる連番以上の物語や分類方法が隠されています。
直営店とライセンス店で番号の区切りがあったり、記念すべき店舗に縁起の良い番号が割り振られていたり…。その数字の裏にある“秘密”をひも解いてみましょう。
この導入を読めば、次にレシートを見たとき「この番号、ちょっと気になる!」と思わずにいられなくなるはずです。しっかりとチェックしてくださいね。
この記事を見ると分かること
- 店番号のルールと付け方の基本
- 縁起や記念にまつわる特別な番号の店舗
- 番号を使ったスタバ巡りの楽しみ方
- 簡単に店番号を調べる方法
スポンサーリンク
店番号の意味:登録順が示すもの
スターバックスのレシートに記載されている「店番号」。
普段あまり意識しないこの数字ですが、実は店舗の種類や登録順を示す大切な意味があります。
店舗巡りをする際のちょっとしたヒントにもなる、知って得する情報です。
直営店は1番から、ライセンス店は2001番から
スタバの店番号には、店舗の運営形態を見分けるためのルールがあります。
一般的に、直営店には1番から始まる番号が割り振られており、日本1号店の銀座松屋通り店は「1番」です。
例)
#1:銀座松屋通り店(1996年8月2日開店、日本1号店)
#2:お茶の水村田ビル店(1996年9月5日開店、日本2号店)
#3:八重洲地下街店(1996年11月12日開店、日本3号店)
一方、空港や高速道路のサービスエリア、ショッピングモールなどにある店舗はライセンス契約による運営で、2001番以降の番号が付けられています。
例)
#2001:羽田空港第2ターミナル国内線ゲートエリア店(2004年12月1日開店)
この区分を見るだけでも、その店舗がどのような立場で運営されているのかが分かるようになっています。
#1~:直営店
#2001~:ライセンス契約店
店番号=開店順ではない、その理由とは?
店番号を見ると、つい開店の順番を示していると思いがちですが、実はそうではありません。
番号はあくまで「社内のシステムに登録された順」に基づいており、実際のオープン日と前後することもあります。
例)
#4541:PMO EX本町店(2025年8月9日開店)
#4488:札幌4丁目プレイ店(2025年8月7日開店)
#4527:名張店(2025年8月5日開店)
#4558:シャミネ鳥取 JR改札口店(2025年8月5日開店)
たとえば、施工の関係で開店が延期になった店舗や、逆に早く完成して急遽オープンした店舗などがあるため、番号の順番と開店順は必ずしも一致しません。
そのため番号が少ない場合は早くから予定があったのに諸事情でなかなかオープンできなかったと考えると良さそうです。
また現実にはずっと割り振られない番号もあるようです。予定はあったけどその予定が消滅してしまったのかもしれません。
この辺りの点を知っておくと、店番号を見ただけでその店舗の背景に想像が広がるようになり、スタバ巡りがより楽しくなりますね。
店番号に隠された“秘密”とエピソード
スターバックスの店番号には、ただの管理目的だけでなく、記念や縁起を込めた特別な意味を持つ番号も存在します。
一部の店舗には、開店当時の思い入れや企業としての節目を象徴するような番号が与えられています。
そんな“番号にまつわるストーリー”を知ることで、スタバの奥深さを感じられるはずです。
縁起の良い番号:777(赤坂Bizタワー店)など
店番号の中には「縁起」を意識して選ばれたとされる番号も存在します。
その代表例が、2008年3月6日に開店した赤坂Bizタワー店の「#777」。
ラッキーセブンとして知られるこの番号は、開店当時に話題となり、現在でも多くのスタバファンに知られた存在です。
こうした数字の遊び心は、スターバックスが店舗づくりに込めるユーモアや心配りの表れとも言えます。
他にも2001年12月14日にオープンした札幌グランドホテル店は「#333」です。様々な番号があります。
節目の番号:1000番(沖縄あしびなー店)、1500番(長野伊那ナイスロード店)など
大きな節目となる「キリの良い番号」もまた、特別な意味を持っていると言われています。
たとえば、#1000は「沖縄あしびなー店」に与えられました。
これは、スターバックスの日本全国制覇が近づいていたタイミングと重なり、「記念すべき数字を沖縄に」という思いが込められていたとも言われています。
また、#1500は「長野伊那ナイスロード店」。長野県内では比較的遅い出店となったこの店舗に、この番号が割り振られたことも印象的です。
数字がただの通し番号ではなく、企業の成長と地域とのつながりを表していると感じられるエピソードです。
この辺りスタバ側で意図的に割り振ったのか?それとも狙ったのかは不明ですがそういった情報も知っておくといいでしょう。
店番号で楽しむスタバ巡りのススメ
スターバックスの魅力は、ドリンクや空間だけではありません。
実は店番号をきっかけに、スタバを巡る楽しみ方が広がるのです。
数字から読み取れる“歴史”や“特別感”をヒントに、あなただけのスタバ巡りを楽しんでみませんか?
歴史ある低番店舗を訪ねてみる
スタバファンなら一度は行ってみたいのが、番号の若い店舗です。
例えば日本1号店の銀座松屋通り店(店番号#1)は今も営業を続ける現役の店舗。
そのほかにも、1990年代や2000年代初期にオープンし現在も営業している店舗はスターバックスの日本進出の歴史が色濃く残っているケースもあります。
内装やロケーションにこだわりのある店舗も多く、当時のコンセプトを感じながらコーヒーを楽しめることでしょう。
特別な番号の店舗を探し巡る楽しさ
縁起の良い数字やキリの良い番号の店舗を巡るのも、スタバの新しい楽しみ方です。
たとえば、#777の赤坂Bizタワー店や、#1000・#1500など数字に意味を感じられる店舗を訪れてみるのも一興です。
このように「番号」をテーマにしたスタバ巡りは、普通のカフェ巡りとは一味違った発見があります。
各店舗のレシートやドリンクに添えられるステッカーなどにも番号が印字されているので記録を残す楽しみも広がります。
旅先で偶然出会った店舗の番号に意味があったと気づくと、ちょっと得した気分にもなれるはずです。
ちなみに以下は#1800、京王聖蹟桜ヶ丘SC店のレシートになります。
以下の大阪空港店は#73で1999年にオープンした歴史のあるお店でしたが2018年に閉店しています。
スタバの店番号の調べ方
気になるスターバックス店舗の店番号は、実はとても簡単に調べることができます。
スタバ公式の店舗検索ページから該当の店舗を選ぶと、その店舗のURLの末尾に注目すればOKです。
そこに記載されている「数字」が、まさにその店舗の店番号です。
たとえば、銀座松屋通り店のURLは「https://store.starbucks.co.jp/detail-1/」となっており、この「1」が店番号を意味しています。
同じように、「https://store.starbucks.co.jp/detail-777/」なら、店番号777番の赤坂Bizタワー店を示しています。
この方法を使えば、レシートが手元になくても、店舗のWebページをチェックするだけで簡単に店番号を知ることができます。
スタバ巡りの計画を立てる際や、特別な番号の店舗を探したいときには、このURL末尾の数字を活用すると便利です。
公式アプリや検索サービスよりも手軽に確認できるので、ぜひ覚えておきたいポイントです。
まとめ:スタバの店番号を知るともっと楽しい理由
スターバックスの「店番号」は、単なる管理用の数字ではありません。
その裏には、店舗の運営形態、登録順、縁起や記念など、さまざまなストーリーが隠れています。
それを知ることで、いつものスタバが少し違って見えるかもしれません。
普段何気なくもらっているレシートに記載された番号も、よく見てみると発見があります。
たとえば、直営店かライセンス店かがわかったり、歴史ある店舗や節目の店舗に出会えたりします。
「この店舗はどういう背景でこの番号が付けられたのかな?」と考えるだけでも、楽しみが広がるのです。
スタバファンの間では、店番号を記録しながら店舗を巡る人も少なくありません。
全国に点在するスターバックスを「番号」という視点で見直すことで、より深くブランドの魅力に触れることができます。
次にスタバへ行くときは、レシートの番号をぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
コメント